徒歩ソロ女子キャンプ応援シリーズ第1弾:ソロキャンプで何を一番やりたいのか?

キャンプ
ソロキャンプで何を一番やりたいのか?
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この記事は、ソロキャンパー歴2年目の私が「徒歩で女ひとりのキャンプに行ってみたい!」と考えている人を応援するための【 徒歩ソロ女子キャンプ応援シリーズ 】の第1弾です。

正直キャンプをしようと思うと、色々調べて計画を立てる必要があり、お金もかかります。

でも!控えめに言ってもソロキャンプ最高なんです…!全女子におすすめしたい。
ということで、全4~5回に渡り、ソロキャンプデビューするにあたって必要なことをステップごとにまとめて公開していきます。

よろしければ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

この記事はこんな方におすすめ!
・キャンプ自体ほぼしたことないけど、女ひとりでキャンプに行ってみたい人
・車やバイクがなく徒歩前提のキャンプ計画を立てたいと思ってる人
・徒歩でソロ女子キャンプに行くまでの具体的な準備やステップを知りたい人
・他の人のソロキャンプデビューのきっかけに興味がある人


私がソロキャンプをはじめたきっかけ

ズバリ、ゆるキャン△です!笑

ゆるキャン△

知らない方のために、ゆるキャン△とは…

「ゆるキャン△」は「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)で連載中のアウトドア系漫画。 山梨県を舞台に女子高生たちがキャンプをしたり日常生活を送る様子をゆるやかに描いた人気作品です。 原作者「あfろ」自らのアウトドア体験や取材を元に描かれたキャンプノウハウや山梨の自然の美しさが話題となり、ファン層を拡げ続けています。

富士の国やまなし 山梨をもっと好きになるWEBマガジンより
http://bit.ly/3ZS0ytU

ゆるキャン△に登場する高校生の子たちのキャンプは、ソロで行く子もいればグループで行く子もいて、それぞれの楽しみ方があっていいんだなと感じさせられた作品でした。その名の通り、それぞれがゆる~くキャンプを楽しんでいる雰囲気がとっても素敵で、私もやりたい!となったのです。

原作は漫画なのですが、私はアニメから入りました。(※実写ドラマもあります)
気持ちがほんわかあったかくなる作品ですので、まだ観たことない方はぜひ一度ご覧になってみてください!色んな動画視聴サイトで観ることができるみたいです。

あともっとリアルなことを言うと…単純に仕事に疲れきってたんですよね…(笑)

草むしりが終わって、涙が出た

コロナが蔓延してすぐ、私が働く会社は全社員フルリモートを決断してくれました。

そのおかげで自宅で柔軟に仕事をさせてもらっていましたが、外に出る機会が激減。
シェアハウスの自室は職場と化してしまい、自己管理能力も低かった私は、仕事とプライベートのけじめがなかなかつけられず、仕事に浸りきった生活を送ってたんですね。

そんなある日。千葉に新しく家を買った両親に庭の草むしり人員として駆り出されたのですが、草むしりが終わって綺麗になった庭を見て、涙が出たんです。

なぜ涙が出たのかを言語化するのはちょっと難しいのですが…

恐らく普段の「無機質に黙々と作業して結果が出るまでに時間がかかる仕事」と比べたときに、草むしりという「自然に触れて即成果が出る仕事」は圧倒的な達成感があって感動したんじゃないかなと思います。

加えて夢中になって作業していたので、終わったときには身体が適度に疲れているのも感じました。ふと顔を上げたら夕暮れがすごく綺麗で、「私、生きてるな…」と実感しました。

自然の中で手間を楽しむ

身体の疲れを実感するために手間のかかるアクティビティに自ら身を投じる。
私の中で「草むしり事件」と呼んでいるこの一件で、その大事さに気づかされました。

環境が整った現代社会で生きていると、様々な手間が省かれていて、非常に便利に暮らすことができます。しかし一方で、色んなものが削ぎ落とされているので生活は単調になりやすい気がします。

この草むしり体験の直後くらいにゆるキャン△に出会って、「私もソロで気兼ねなく過ごせるキャンプがしたい!」と強く思ったのです。

ソロキャンプで何が一番やりたいのか?

お待たせしました、ようやくここからが本題です(汗)

まずはソロキャンプをやりたい一番の理由が何なのか、なんとなく掴んでおくことをおすすめします。
なぜかというと、その理由によってはキャンプ場選びの条件や、キャンプに必要な道具(※以下、キャンプギアと呼びます)の中でも、何に予算をかけるべきかが大きく違ってくるからです。

やりたい理由の例

例えば『とにかくテント泊がしたい』が一番の理由だった場合。

近場の、朝夕で気温の変化があまり激しくないキャンプ場があって、安価なテント・寝袋・マット・ランタンさえあれば、テント泊を実現することが可能です。

しかしこれが『テント泊もしたいけど、焚火で肉を焼いて食べたい』が一番の理由だった場合。

上述のテント・寝袋・マットに加え、焚火台と焚火をするために必要な細かなキャンプギア(地面の焦げを防ぐ焚火シート、炭や薪、耐熱手袋、燃焼が終わった炭を持ち帰るための火消し壺、緊急時の消火水用のバケツなど)や、食材の調達と、それらをどう運ぶのかを考える必要が出てきます。

このように、最初のソロキャンプで一番やりたいことをなんとなく把握しておくと、この後に調べるべき情報や準備すべきものが何なのかを把握するのに役立ちます。

その他の理由の例として…

焚火を眺めてぼーっとしたい

【 1/fゆらぎ 】って、見たことありますか?

これは「いちぶんのエフゆらぎ」と読むのですが、自然の中にある不規則な動きや音の組み合わせの中で、特に人間に安心感を与えるものと言われています。例えば人の心拍数、小川のせせらぎ、電車の揺れ、木漏れ日、髪が風になびいた時の揺れ、などが該当するそうです。

そして焚火の炎も正にこの1/fゆらぎに該当し、高いリラックス効果があると言われています。

個人的には、キャンプに行くなら焚火はマスト!
炎を眺めているだけで、とてもゆったーりした気持ちになります。とにかくおすすめ。

焚火の炎は、どんな焚火台を選ぶのかによっても趣向がかなり変わってきます。
また同時にどんなチェアに座って焚火を眺めるのか、も要検討です!

詳しくはキャンプギア選びの記事でご紹介しますね。

また季節によっては焚火の火だけでは寒い場合もあります。
キャンプ場選びの際に気温を確かめるなどした上で、防寒対策もしっかり行いましょう。

景色や星空を眺めたり、静かに読書がしたい

最近は安価で非常に明るいLEDライトが入ったランタンが増えてましたが、明るさが売りなだけに、夜空を眺めたり読書のお供をするにはちょっと光が強すぎる場合があります。

景色や星空を眺めたり、夜に読書がしたいなら、目にやさしい淡い光のランタンを探すのがおすすめ。ランタンにも非常にたくさんの種類があるので、きっと選びがいがあると思います。

ちなみに私が激押しするのはCarry the Sunというキューブ型が特徴のソーラーランタンです。
こちらも本シリーズの、キャンプギア選びの記事で詳しくご紹介できればと思います♪

美味しいお肉とお酒を贅沢に堪能したい

外で炭火で焼いただけの肉なのに、なぜあんなに美味しいのか。永遠の謎です。
私はふるさと納税でちょっといいお肉を用意して、好きなお酒と一緒に自分のペースでじっくり堪能するのが、非常に贅沢でテンション爆上がりします(笑)

自分好みのキャンプギアで空間をつくりたい

こちらは私が初めて行ったソロキャンプ時のキャンプギアたちとレイアウトです。
持ち物の色味にばらつきがあるのですが、お財布と相談しながら、少しずつ統一感を増していく予定です…!

ゆるキャン△に出てきたキャンプ飯を再現したい

ゆるキャン△はダブル主人公の漫画なのですが、その内の一人、凜ちゃんは静かに読書したい系のソロキャンパー。その凜ちゃんが第5話くらいで作っていたスープパスタがとっても美味しそうだったのです。

凛ちゃんはソロバーナーと深めのコッヘルを使って調理していたので、私もいつか…!と思い、ソロバーナーはすぐに購入。しかし焚火の魅力に憑りつかれた私はなかなかバーナーでの調理をする機会が少なく、コッヘルも未入手(涙)

でもこのスープパスタはいつか絶対再現するぞ…!

※尚この凜ちゃんのスープパスタはクックパッドにレシピの登録があるくらい有名。笑

まとめ

自分はソロキャンプで何が一番したいのか?

ご紹介した例以外にも、人それぞれのやりたいことがあると思います。
ちなみにこれ、全然明確じゃなくていいんです。なんとなーく、で(笑)
なんとなーくやってみたら、「あ、次のキャンプでこれやりたい」っていうのがきっと出てくるはず。

最初の「一番やりたいこと」は、あくまでも次のステップである「どんなキャンプ場を探すのか?」「どんなキャンプギアを購入するのか?」の方向性を定めるために必要なだけで、2回目以降はもう自由です!(笑)

素敵なキャンプ体験に踏み出すため、ぜひ最初に一番やりたいことを決めてみてください^^
そして一番やりたいことが決まったら、次はキャンプ場選びです!

★次回予告★
徒歩ソロ女子キャンプ応援シリーズ第2弾のトピックは…
安全なキャンプ場はけっこう限られる」です。

本記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!次回の更新をお楽しみに☆彡

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